サーバールームの温度湿度監視システム

製作:KNラボラトリーズ

 

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 サーバ室内の温度と湿度を監視し、温湿度が異常時にメールで知らせます。


コンピュータ室内のサーバーまたはパソコンに温湿度記録センサー(温湿度ロガー)を取り付けて、温湿度を自動計測させます。
空調不良等により、設定した温度または湿度の警戒値に達っすると、
直ちに異常を知らせるメールが、パソコンや携帯電話のメールアドレス(2件まで)あてに送信されます。
また、その異常時の通報機能だけでなく、それまでの直近の温湿度記録を確認することもできます。
それは、たとえ停電となっても、バッテリー内蔵のため、停電中も温湿度を記録し続けることができます。

 

       温湿度計測を行うサーバ室内に、次の仕様のデスクトップ型パソコンまたはサーバーを1台用意する。
     
※  OSが、Windows Server2019、Windows Server2016 または Windows Server2012
              もしくは Windows 10 または Windows 8/8.1であること。

     ※  常時インターネットに繋がっていること。   
     ※  USBポートの空きがあること。(情報漏洩対策ソフトなどでUSBに制限がかかっていると使用できません)

            [注記] サーバーまたはパソコンのコンピュータ名に全角文字(2バイト文字)が含んでいるとご利用いただけません。
     

    メール受信者側で、携帯電話またはパソコンでEメールをいつでも受信できること。

     

     

   サーバ室内に温湿度ロガー(温湿度記録センサー)を1ケ所に設置する場合は、次の「ThermoWatch Plusセット」を1セットお求めください。    

      ThermoWatch Plus セット      [ この製品は販売中止品です。 ]

       ThermoWatch Plusセット」とは、下記のハイグロクロン1個と専用USB接続ケーブル1本をセットにした商品です。

      ハイグロクロン    

      サーバ室内にあるサーバまたはパソコンに
        取り付けて、温湿度ロガー(温湿度記録センサー)として利用します。

        専用USB接続ケーブル  
        DS94901402RP

      「ハイグロクロン」を
      「サーバ室内のサーバーまたはパソコン」に
       接続させるためのケーブルです。

      【注記】 「ハイグロクロン」の製品仕様は、別ページでご覧ください。 
            ただし、そこに記載の内容は、別のソフト「RhManager」の使用を前提にしているため、
            本システムの温度監視用ソフト
      ThermoWatch Plus2とは、趣旨の異なる製品説明となっておりますのでご注意ください。 
            また、本システムでは、ハイグロクロンの高分解モードと1分未満の計測間隔の設定ができません。

        
            

            



      導入検討の前に、温湿度監視ソフト「ThermoWatch Plus2」を実際にインストールして、お客様の送信メールサーバの環境でも、
      メール送信ができるかを、上記機材を購入される前に、必ずお確かめください。 そのテスト送信の手順は以下のとおりです。

※ もし、セキュリティー上の関係で、
  ソフトがダウンロードできない、或いは、
  インストールできても、うまく動作しない場合は、
  お知らせください。
  ソフトをメール添付でお送りいたします。

      (1) 下記のいずれかのファイル(msi形式)を、ダウンロードする。(※管理者権限でインストールしてください。

                       ◆ 32ビット版OSにインストールする場合は、次の<<twp122_x86.msi>>をクリック。

                                 <<twp122_x86.msi>> ・・・バージョン1.22

                       ◆ 64ビット版OSにインストールする場合は、次の<<twp122_x64.msi>>をクリック。

                                 <<twp122_x64.msi>> ・・・バージョン1.22

 

                         

      (2)  上記でクリックして、[実行]を選択すると、セットアップ画面が表示されます。その画面の指示に従って進めて下さい。

           注記:ダウンロード時やインストール中に、下記のような注意喚起のメッセージが出る場合があります。

         

          【警告メッセージ例 1】  この種類のファイルはコンピューターに問題を起こす可能性があります。

                  対応  このメッセージが出た時は、[実行]を選択してください。

           

          【警告メッセージ例 2】  <セキュリティの警告>  このソフトウエアを実行しますか?

                  対応  このメッセージが出た時は、[実行する]を選択してください。

           

          【警告メッセージ例 3】 ・・・.msiはダウンロードしたユーザー数が少ないため、PCに問題を起こす可能性があります。

                  対応  このメッセージが出た時は、[実行]または[操作]を選択してください。

           

          【警告メッセージ例 4】  このプログラムは、PCに問題を起こす可能性があります。

                  対応  このメッセージが出た時は、
                       詳細オプションまたは、その他のオプションをクリックすると
                        [実行]が表示されますので、その[実行]を選択してください。

           

          【警告メッセージ例 5】  WindowsによってPCが保護されました
                         Windows SmartScreenは認識されないアプリの起動を停止しました。
                         このアプリを実行すると、PCに問題を起こす可能性があります。

           

                  対応  このメッセージが出た時は、
                       メッセージ中の「
                  詳細情報」をクリックし、[実行]を選択してください。

           

          【警告メッセージ例 6】  <ユーザーアカウント制御>
                        次のプログラムにこのコンピューターへのソフトウエアのインストールを許可しますか?

                  対応  このメッセージが出た時は、[はい]を選択してください。

           

          【警告メッセージ例 7】  <Windowsセキュリティ> このデバイスソフトウエアをインストールしますか?

                  対応  このメッセージが出た時は、[インストール]を選択してください。

           

   

    (3) インストール完了後に、取扱説明書(PDF)が表示されますので、プリントアウトします。

      注記: OSが64bit版Windows Server 2003の場合は、
           Microsoft .NET Framework(Version 2.0 以上)もインストールする必要があります。
           [スタート] ボタンから [コントロール パネル] を選び、[プログラムの追加と削除] をダブルクリックします。
           そして[Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックすると、
           [Windows コンポーネント ウィザード] が起動しますので、
           [コンポーネント] の一覧にあるMicrosoft .NET Frameworkにチェックを入れて、インストールしてください。
       

 

    (4) その取扱説明書の 2ページにある 【3.ThermoWatch Lite2版のご利用にあたって】 の、
        『
C) メール送信のテストのみをする場合』の項目から進めて、メールテスト送信を行います。 

 

    (5) テスト送信で、正常にメールが送れた場合は、本システム「ThermoWatch Lite2」をご利用いただくことは可能です。

 

 

   ・ 使用するパソコンまたはサーバーは、インターネットに常時つながっている必要があります。

        ※常時接続させておく理由は、いつでもメール送信できる状態にしておくためだけです。
           特定のURLに接続するなど、クラウドサービスのためではありません。

   ・ 温湿度監視中の間は、パソコンまたはサーバーを、常時起動させておく必要があります。
      (常時起動の理由は、ソフトウエアを終了させないためです。終了させてしまうと、異常があってもメール送信はされません。)

   ・ 温湿度監視中の間は、ハイグロクロンを専用USB接続ケーブルに付けて、パソコンまたはサーバーに常時つなげておく必要があります。
      (取り外してしまうと、、温湿度を計測するのみで、温度や湿度に異常があってもメール送信されません。)

         

 


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FAQよくある質問

 

 

 




1. 「ThermoWatch Plusセット」の入手方法は?

   購入方法については、こちらをクリックしてお問い合わせ下さい。

 

 



2. 温湿度の異常を知らせるメールには、どのような内容が送信されますか?

 記録された警報温度を含め、メール送信直前に記録した直近の20回分の温湿度の値が、記録日時と一緒に送信されます。

 

 

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3. 計測される温湿度は、コンピュータ内部の温湿度ですか?

  いいえ、温湿度ロガー(温湿度記録センサー)であるハイグロクロンの内部の温湿度です。
  つまり、「ハイグロクロン」を取り付けているパソコンまたはサーバーの周囲温度となります。

 

              

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4. 詳細な温湿度履歴のデータを見ることができますか?

  メールでは、警戒温度が発生したときの短い温度記録の値(20回分)しか受信できません。
  詳細な温度データを確認するには、「ハイグロクロン」を設置しているパソコンまたはサーバーに行き、
  温湿度監視中となっているソフト「ThermoWatch Plus」をいったん終了させて、
  無償ソフトの別の解析ソフト「
RhManager」で、データを回収すれば、
  少なくとも2日間以上(計測間隔が5分間であれば約2週間以上)
  の温湿度データが、温湿度推移グラフと一緒に見ることができます。

              

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5. 停電になったら温湿度計測は停止しますか?

  停電となると、パソコンまたはサーバーの電源が切れるため、同時に監視用ソフト「ThermoWatch Plus」も終了します。
  そのため、その後に温湿度の異常が発生しても、異常を知らせるメールは送信されません。
  ただし、「ハイグロクロン」は電池が内蔵されているため、停電後も温湿度の計測は単独でし続けますので、
  停電中の温湿度データを、別の無償解析ソフト「RhManager」を使って、後で見ることもできます。


    【参考】 停電復旧後に自動的に温湿度監視を再開させる方法
       コンピュータ(パソコンまたはサーバ)のBIOS設定※1で、停電復旧後にOSを自動的に再起動※2させる設定をご存知なら、
      コンピュータのOSが自動起動するのと同時に、監視ソフト「ThermoWatch Plus」が自動的に再起動され、
      停電前と同じ監視条件(警告温湿度,温測定間隔, メール送信先等)で、自動的に再開させることが可能です。

         ※1 BIOSの設定については、コンピュータの取扱説明書または販売元にご相談ください。

         ※2 再起動時に、自動ログインとなるようにしておく必要があります。ただし、
             その自動ログインのユーザーは、ThermoWatch Plus2をインストールしたユーザーであり、
             かつ、温湿度監視設定をしたユーザーでなければなりません。

     

     

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6. 「ハイグロクロン」の製品寿命は?

  常温でご使用の場合、
   計測間隔を1分で設定すると、購入後約1年、
   計測間隔を2分で設定すると、購入後約2年、

   計測間隔を3分以上で設定すると、購入後2年半程度ご利用いただけます。

  その交換時期が来た場合は、ハイグロクロンのみ新しいものとお取替えください。
   (※専用USB接続ケーブルは、交換することなく、そのまま引き続きご利用いただけます。)

     

 

 

 

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7. 短い計測間隔を選択すると、「ハイグロクロン」の記憶容量がすぐにいっぱいになり、長期間の監視ができなくなりませんか?

  使用するソフト「ThermoWatch Plus」で設定すると、自動的に上書きモード(エンドレスモード)となりますので、
  「ハイグロクロン」の記憶容量に関係なく、長期間の監視が可能です。
  ただし、「ハイグロクロン」は上記のような製品寿命がありますので、永久に監視を続けることはできません。
  そのため、取り付けた「ハイグロクロン」の製品寿命が来た場合は、「ハイグロクロン」を新規交換してください。


 

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8. コンピュータ付近の温湿度しか計測できませんか?

  ハイグロクロンは、「専用USBケーブル」に付けて、コンピュータに常時つなげておく必要があります。
  したがいまして、必然的にコンピュータ付近の温湿度の計測となります。

  なお、市販のUSB延長ケーブルを利用すれば、その延長した長さほどコンピュータから離れた箇所に設置は可能です。
        (ご注意:USBハブを介してのご利用は不可)

 

 

 

 

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9.  温湿度監視ソフト『ThermoWatch Plus』のライセンス料は?

  フリーソフトウエアですので、弊社ホームページから無料でダウンロードしてご利用ください。
  複数のPCにインストールしていただくことも可能です。
     また、更新料等も必要ありません。

 

 

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10.  サーバールームの適正温度は?

  エアコンの適正な設定温度は、いまだ諸説あるため、適正温度として推奨できる温度はございませんが、
  2008年に米国の暖房冷凍空調学会で策定された次の指標(ASHRAE 2008 Thermal Guidelines)を参考にされてはいかがでしょうか?

    コンピュータルームの推奨温度:18℃〜27℃  許容温度:15〜32℃

 

  ただし、そのサーバールームに、無停電電源装置(UPS)を置かれていた場合は、
  その搭載された鉛バッテリーの寿命が、その周囲温度の影響で大きく左右されることも考慮が必要です。
  (一般的に、25℃以上では寿命が早まります)

 

 

 

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11.  サーバールームの適正湿度は?

  コンピュータ部品の結露予防と静電気対策として、湿度が高くなり過ぎたり低くなり過ぎたりしないように、
  サーバールームの湿度管理も重要です。
  2008年に米国の暖房冷凍空調学会ASHRAEで策定された次の指標を参考にされてはいかがでしょうか?

    コンピュータルームの 推奨湿度:60%RH 以下 (但し露点温度が5.5℃以上15℃以下)
                  許容湿度:20〜80%RH 許容露点温度:17℃

 

 

 

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12.  ソフトウェアの更新は、自動で行われますか?

  インターネットに常時繋がっていても、当ソフトウエアが特定のURLに接続して、自動アップデートすることはありません。
  常時接続の理由は、いつでもメール送信できるためだけです。
  ですので、ソフトウエアのバージョンが古くて、更新したい場合は、手動でダウンロード
して、インストールしなおしてください。

     ※お願い※
       当社ホームページに掲載の最新版よりも古いバージョンをお使いの場合は、
       できるだけ、最新版に更新してご利用てください。
       新機能の追加や新OSの対応ごとにバージョンが新しくなるだけでなく、
        ソフトウエア上の不具合を修正した場合にも、バージョンを新しくしています。

 

 

13.  監視中にログオフしても問題ないですか?

  当ソフトウエアは、常にログオンの状態でご使用ください。
  監視中にログオフすると、メール送信機能等が停止します。

 

 

 

 

 

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