<本質安全防爆型>石油類試験用 電気式温度計

製造終了品

  生産中止のため、販売を終了しています。

 

TP7-Cは、石油タンク内の液体温度を計測するための携帯型電気式温度計です。
爆発性ガスや蒸気が常に存在する危険雰囲気中でも使用できるように
本質安全防爆構造(TIIS防爆)となっています。 
従来の水銀式ガラス製温度計と違い、温度センサー部を液の中に浸けたままの状態で
温度の値が確認できるため、正確に温度が計測できます。

用途
石油類、化学液、蒸留酒や水等の液中温度の測定。

本質安全防爆構造
日本の労検防爆の本質安全防爆EEx ia IIB T4に合格しています。 本体の材質は、ポリプロピレン混合物からできています。 プローブはステンレス製で、静電気の散逸性のある非粘着表面処理をされた被覆ケーブルで本体とつながっています。

作業性
本体内部にプローブケーブルを収納できるリール式構造になっており、ハンドルを回すことにより簡単にプローブの上げ下げができ、簡単にケーブル巻き取り収納ができます。 また、肩掛け紐が付いているので、携行する時だけでなく、現場での作業時に肩に掛けて操作できるので便利です。 

 

 

 

■ 製品仕様と価格 
     ※ご注意: 製造元のThermoProbe社の標準仕様とは異なります。 
              弊社の販売するTP7-Cには、日本の危険箇所で使用するための特別仕様となっており、労検シールが貼られています。
              労検シールの貼られていないTP7-Cは、日本国内の防爆上の危険場所ではご利用いただけませんのでご注意ください。
              また、
製造元の英文取扱説明書はご利用いただけません。 必ず、労検取得済みTP7-Cの取扱説明書(和文)をご利用ください。
              

 

 

 

 

 よくあるご質問 FAQ

 

    《質問1》.  検査成績書、校正証明書やそのトレーサビリティー体系図は、付いていますか?

      回答   製品には、メーカー(米国サーモプローブ社)が発行しているReport of Test(英文検査レポート)
             が付いています。 しかし、

             日本でよく言われる校正3書類(検査成績書、校正証明書、トレーサビリヒティ体系図)は付いておりません。

             
             どうしても、その3書類が必要な場合は、次の《質問2》をご覧ください。
            

       

       

    《質問2》.  日本語の検査成績書、校正証明書やそのトレーサビリティー体系図を
                   付けた場合の費用は?

      回答   そのような和文の校正3書類をご希望される場合は、
             外部の検査機関(日本海事検定協会)に検査(一般校正)を依頼いたします。
             その検査に要する追加費用は、検査内容にもよりますが、成績書類込みで約5万円です。 
             検査日数は、約2週間です。
       

          <注記> 上記検査は、JCSS校正ではなく、一般校正です。その検査最小読取値は0.1℃です。

       

 

 

    《質問3》.  100℃より高い温度は測定できないのですか?

      回答   200℃まで計測は可能ですが、日本においては100℃までの温度計測を条件に防爆構造と認められていますので、
             日本の防爆上の危険個所では100℃以下の計測にしかご利用いただけません。
             また、100℃以下の測定確度は±0.1℃以内ですが、100℃を超える液体では、
             ±0.3℃以内となってしまいます。 

 

 

    《質問4》.  使用中に「Lo BAtt」という文字が表示され使用できません。故障ですか?

      回答   それは、電池の電圧が低下していることを意味していますので、電池を交換してください。
             交換する電池は、Panasonic社製1.5V 単3形アルカリ乾電池(品番LR6)を2本です。
             他社製電池は使用できませんのでご注意下さい。
             交換方法は、付属のマニュアルもしくは下記動画をご覧ください。

 

 

    《質問5》.  長年使用していて、温度の精度が正す必要があります。自分で微調整できますか?

      回答   精確な標準温度計と恒温水槽があれば可能です。
            その調整方法は、付属のマニュアルの「キャリブレーション(温度補正)について」の箇所を
            ご覧いただくか、もしくは下記動画をご覧ください。

 

 

    《質問6》.  自分でケーブル交換(センサー交換)できますか?

      回答   本体ごとメーカー(米国)に送ってケーブル交換を依頼するよりも、
            交換するケーブルのみをご購入頂いて、お客様がご自身が交換されたほうが
            かなりお安くなります。交換方法はいたって簡単です。
            ただし、その交換後に温度が正しく表示されるようにキャリブレーションをしなければなりませんので、
            精確な標準温度計と恒温水槽が必要です。そのキャリブレーションの方法は、調整方法は前問をご確認ください。
            ケーブルの交換方法は、付属のマニュアルの「プローブケーブルの交換について」の箇所を
            ご覧いただくか、もしくは下記動画をご覧ください。