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ハイパーサーモクロンは、一度の計測で、

最大8192の計測データが回収できます。(高分解能モードでは最大4096

 


  普通モードで「上書きモード無し」で条件設定した場合

   ハイパーサーモクロンは、計測が開始されると、停止させるまで、計測し続けますが、
   「上書モード無し」を選択して計測させた場合は、
   メモリー容量(8192)がいっぱいになると、つまり、計測開始から8192データ目(8191インターバル目)を過ぎると、
   計測はし続けますが、それ以降の記録はメモリーに保存されません。
   (ただし、記録は保存されなくても、計測はし続けますので、早めに停止させるようにしてください。)

    例えば、下図のように、計測開始から10114インターバル経過後(10115データ目)に、データ回収をした場合、
    最初の1データ目から8192データ目までの記録が回収されます。
   この例の場合、8193データ目以降も計測し続けていますが、記録はされていませんので、

   8193データ目から10115データ目までのデータは回収できません。
   なお、メモリー容量(8192)がいっぱいになったからといって、その後ご使用できないということはありません。
   新たな計測設定をし直せば、同じように最大8192のデータが記録できます。

 

 


  普通モードで「上書きモード有り」で条件設定した場合

   メモリー容量(8192)がいっぱいになっても、つまり、計測を開始してから8192データ目を過ぎても、温度を記録し続けます。
   ただし、「上書モード有り」を選択していた場合、
   メモリー容量(8192)がいっぱいになると、つまり、計測開始から8192データ目(8091インターバル目)を過ぎると、
   最初のデータから順次上書され消去されていきます。そのため、エンドレスで計測はできますが、
   回収されるデータは、回収した時点から遡って、最大で8192データの直近記録となります。

     例えば、下図のように計測開始してから10115データ目で、データ回収をした場合、
    その10115データ目から遡って8192データ分、つまり、この例では、
    1924データ目から10115データ目までの計8192データが回収できます。 
    なお、データ回収時に、計測を停止させなければ、
   引き続き新しいデータが記録され、また、新たな直近データを回収することが出来ます。

 

 


 ※  なお、上書きモードの有り無しに関係なく、
    開始から8192データ目(高分解能モードの場合4096データ目)になるよりも前、
   例えば、下図のように1922データ目で、データ回収をした場合、
   最初の1データ目から1922データ目までの計1922データだけの回収となります。
   

 

 

 

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