応答速度について 販売元: KNラボラトリーズ
体温計で体温を測る時に、ある程度の時間がかかります。
これは、目標とする温度(実際の体温)に、体温計がその温度に到達するまでに時間を要するからです。
サーモクロンSLタイプも同様に、その目標とする温度(実際の温度)に到達するまで多少時間がかかります。
その追いかける速さ(温度追従性)を示す指標(性能)として、温度応答速度という数値が使われます。
通常は、それを90%応答速度または95%応答速度という表現で、その性能を示します。
※ サーモクロンSLタイプの90%応答速度は、空気中での計測の場合には平均40分、水中での計測の場合には平均25分です。
この90%応答速度とは、たとえば、一瞬にしてA℃からB℃に急変したという条件で、
サーモクロンSLタイプがその温度差の90%までB℃に近づく速さであり、それに要する時間です。
<下図参照>

上記理由により、急激な温度変化がある場合、サーモクロンSLタイプは、その温度変化を追いつけず、
実際の温度とその時刻にずれが生じます。
また、上述の例において、A℃からB℃に上昇し、すぐにB℃からA℃に下がった場合、
サーモクロンSLタイプは、その温度変化に追いつけず、時間的なずれだけでなく、
記録上はB℃には到達していなかったように表示されます。